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zoom RSS 【Bombay】

<<   作成日時 : 2007/11/22 20:27   >>

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【Bombay】
監督 Mani Rathnam 
出演 Arwind Swamy(Shekhar)、Manisha Koirala(Shaila Bano)、Tinnu Anand,Akash、 Akash Khurana、Nasser、Kitty
音楽 A.R.Rahman
タミル語映画

[あらすじ]

南インドの海辺の村の出身で、ムンバイでジャーナリズムを学んでいるヒンドゥの青年シェカールは、帰省中にムスリムの娘シャイラ バノに恋をしてしまう。
そのうちに愛するようになった二人の結婚はしかし、宗教が違うことから両方の家で大反対され、結局二人は駆け落ちをする。
先にムンバイに戻ったシェカールが、新聞社でのアルバイトでためたお金でシャイラ バノの為の列車の切符を買い、彼女は夕闇にまぎれて家を抜け出し、ムンバイにやって来て結婚するのだ。

こうして二人の新しい生活が始まり、シェカールはアルバイト先の新聞社で記者として正式採用が決まり、二人の間に双子の子供が生まれる。
そして、ささやかだが幸せに暮らし数年たった。

1992年12月、ヒンドゥー教徒によるアヨーディヤーのイスラム教モスクの倒壊をきっかけに、インド各地でヒンドゥー教徒とイスラム教徒の間で暴動が起こるようになり、ここムンバイはその最も激しい地域のひとつであった。

連日ムンバイの不穏を伝えるニュースに心配した、シェカールとシャイラ バノの親達が彼らをムンバイへ訪ねて来る。数年ぶりの親子の対面であった。
この数年の年月とかわいい双子の孫を前に、結婚に猛反対していた親たちの怒りも解け、義理の娘、息子と認め、親同士の確執も解け、家族そろってしばし幸福の時を共に過ごすのであった。

そうこうしているうちにムンバイ市内の暴動は日毎激しくなる一方で、とうとうシェカールたちの家にも火がつけられた。
シェカール、シャイラ バノと子供たちはうまく逃げたが、子供たちとはぐれてしまい、田舎から出てきたそれぞれの親たちは、逃げ遅れて悲しい最期を遂げてしまう。

連日警察や病院、町中で子供たちを探し回るシェカールとシャイラ バノ。
初めは一緒に居たが、はぐれてばらばらになってしまった双子達。
そして、人々が少しずつ冷静になってきて、この暴動と殺戮が減速していく頃、やっと4人は再会するのである。


  *********************************


私はこの映画一言で言えば、何かしら淡々としているなかに、ふつふつと燃えるものが感じられて、とても好きである。この感じは、主役のシェカールとシャイラ バノのキャラクター設定と、それを演じているアーヴィンド スワミーとマニーシャ コイラーラに大きく寄っているだろうか。
それぞれのシーン、それぞれの要素がうまく絡み合い、バランス良く収まっているだけではない感じがする。
言ってみれば、表からは一見何もないように見えるが、後ろから強い光を当てると一番下の層に書かれた文字が浮かび上がる、幾重にも重ねて張り合わせた障子紙のようなというか、聴いているだけではわからないが、楽譜を良く見て分析するとこういう特定の様式であると初めてわかるような音楽作品というか、映画のいたるところでそういう伏線、隠し味的なものが配されている気がする。
そういう隠れ文字のような存在が、この映画を単にインド国内向けに、ヒンドゥー教徒とイスラム教徒の確執の問題を訴えているだけにならず、誰が見てももっとグローバルに捉えることが出来るというところに対しても、成功させているのではないだろうか。
どこまでラトナム監督が意識して撮影、編集したかはわからない。私個人的には、出す目がすべてぞろ目になる様なツキというか、いろいろと神懸り的に作用した部分が多いのではと、何故かどうしても思いたくなる。
主演者、双子の子役も含めて、出演者全員が好演、音楽もとてもなかなか良い。私のお気に入りは、テーマソング、冒頭結婚式でのダンスシーンの音楽、嵐の海辺で待つシェカールにシャイラ バノが会いに行くシーンでのラブソング、後半シェカールがシャイラ バノにそろそろ一人娘が欲しいとねだる、子供たちのコーラスが付いているソングなど。
市民のハンド イン ハンドで終わるラストシーンに関してはちょっと陳腐な感じもするのだが、他にこれより良い案もほとんどないだろう。うまく締めくくるということは難しいな、と。
私の中でなんとなくこの映画とリンクするのが【Rang De Basanti】。こっちはとてもうまく締めくて良いラストだと思うが、それは主人公を皆殺してしまったせいか?
他を見ていないからなんとも言えないが、マニーシャー コイラーラとマニ ラトナムの組み合わせは、【Deil Se】での彼女も気に入ったことを考えると、私にとって結構ツボな組あわせなのかも。

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