ドミドミ日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 【Stalin】

<<   作成日時 : 2007/12/29 02:00   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

【Stalin】

監督 A Muruga Doss
出演 Chiranjeevi(Stalin), Trisha(Chitra), Prakash Raj(Home Minister Muddu Krishnayya), Sunil, Pradeep Rawat(MLA), Kushboo(Sister of Stalin), Sharada Urvashi(Mother of Stalin)
音楽 Mani Sharma
テルグ語 2006年

[あらすじ]

パキスタンと対峙中の或る作戦において、功労は立てたものの一人はしり過ぎた行為のため軍を退役させられてから、町中で困っている人達の手助けをすることに毎日を費やしている。
誰かの手助けをするといつも彼は、“その感謝の気持ちのためにぜひあなたもあと3人の人を助けてほしい、そしてあなたが助けたその人にもぜひ3人の人の手助けをするように伝えて欲しい”と言葉を残す。
こうやって一人が3人を助け、助けられた人がまた3人を助けそしてそのまた3人へというふうに裾野が広がっていき、最終的に誰もが誰もを助け合うことの出来る社会を実現することがスターリンの夢である。
彼はある女子大で盲目の学生と事故で腕を失くした学生 スマーティの為に、いつも試験の代筆をしている。ある日その二人の学生の試験日が重なった。この日スターリンは盲目の学生の代筆をすることになっており、スマーティは親戚の伯父に代筆してもらうことを頼んでいたが、彼が事故で怪我をしたため来れなくなってしまった。スマーティは試験が始まるまでの少ない時間の中で町中を駆け回り代筆してくれる人を探すが、結局は誰も見つからずその試験を書くことが出来なかった。そしてそのことに絶望し投身自殺をしてしまう。
この事件の後、仲間からも彼の“3人ヘルプ運動”に疑問の声が上がり、スターリンは彼が今までに助けた人々を訪ね、彼の運動が本当に広がっているのか確かめに行くが、誰一人としてその先誰かを助けた者はいなかった。
失望するスターリンであったが、それでも彼は人々の心を信じこの運動を続けていくことを誓うのであった。
ある日路上で懲らしめたチンピラの逆恨みから、彼の姉とその隣家の娘チトラをいざこざに巻きこんでしまい、そのチンピラが地元の大物政治家の配下で、その政治家の義理の父が大臣だったことから事がどんどん大きくなり、スターリンの家族全員の命が狙われることになる。
かつて軍隊で最も勇気があり最も優秀だったスターリンは何百人もを相手に戦いとおしすべての人を守り通すが、前回の戦争で撃たれた時の弾が心臓のすぐ脇に摘出できずにあり、今にも彼の心臓の壁を破ろうとしていた。そして実はこれが軍を退役になった本当に理由だった。
虫の息で病院に運ばれた彼の手術の成功を祈るために、何百万もの人々が集まってきた。すべてがスターリンの“3人ヘルプ運動”の恩恵をこうむり、また実践者であった。スターリンの地道な運動はゆっくりと成長し今大きく花開き実を結ぼうとしているのであった。

*************************************

最初にはっきり言おう、素直に感動したもの勝ちの映画である。
根性のひねくれている私は、障害者の徒競走で、全員が競争をやめて途中転倒した仲間を助け全員一緒にゴールインする場面や、腕のないスマーティが町で人々にお願いして回り、結局代筆者が誰も見つからずに投身自殺をするところなど、“これはずるいよな、感動しないわけないもんな”等とまずは思ってしまうのだが、まあまあ“けっ!”等と思わずそこは“そうそう”と素直に受け取りましょう。あまりくさくならずにうまく筋運びがなされていると思う。ラストもなんとかぎりぎりの線でOKか、宗教洗脳一歩手前って感じ。

一応原案があって、ハリウッド映画の“Pay It Foward”だそうだ。
そしてこの“3人ヘルプ運動”もとはレーニンが提唱したものらしい、裏は取ってないが。
まあ結局はテルグ映画。天下無敵のスターリンが何百人もの敵を相手に、ウルトラマンよりもジャイアントロボよりも活躍するのだが、普通だったら“まあね、確かにそんなに強いやつが守ってくれるんなら安心さ、現実は違うからねぇ”とまぁ、スーパーストロングマンが勧善懲悪してくれて終わるようなところ、この“スターリン”の場合、最終的にすべてを救うのはこの“3人ヘルプ運動”に啓蒙された人達の愛の心であると言うところがうれしいか。そういうことならこの映画、割に現実的に見れるし啓蒙されても見ようかと言う気になれる。そんなところ例えば【Ashok】なんかとは対比されるか。【Ashok】なんかだったらやっぱ“結局そんだけ強い方が勝ちってことよのぉ”になっちゃうもんねぇ。

ちなみに主演のチル様、1998年から自分でアイバンク、血液バンクの基金を創立運営してるようで、そういうところからも説得力の或る結末は欲しかったんじゃないかな。その彼の思い入れと、ご当地“メガスター”の目ぢからと貫禄で作った啓蒙映画と言ってもいいかも。もしそうならそれは成功したんじゃないかな。
しっかりとアクションがあり、コメディーもロマンもあり、現実社会もそれなりにしっかりと見つめて、娯楽映画でありながら社会派の要素もしっかりと組み込まれている。一歩間違えば押し付けがましくなるところ、逆にうまく説得力がでていて、私はいい映画だと思うなぁ。

脇役陣、スターリンの恋人役のトリシャ、姉役のクシュブー(って読むんかい?)、母親役のシャーラダ ウルヴァーシなど皆良いと思ったが、やっぱり一番はプラカーシュ ラージ。実年齢よりかなり年上の悪徳政治家の役でかなりの老けメイク。本当にこの人はどの映画でもしっかりと引き締めてくれるよねぇ。

映画の中でのトリシャの出場シーン、競泳なんだけど全員頭から飛び込み出来ず膝から情けない姿で飛び込んでます。かなり笑えます、もう少しどうにかならんかったか。
トリシャ、拗ねたりするところかわゆいです。私は結構贔屓にしてます、彼女。

見て損はない映画だと思います。

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
Supreet (Reddy) さんを追って 
ということで、Supreetさんを追ってのギャラリー企画 (あぁ、ゴマちゃんでもニシャント君でもシュリージット・ラヴィさんでもこんな企画したことないのに、とほほ。ま、たまたま知らなかったけど実はシュプリートさん出演物数枚持ってることに気付いたからなんだけど。) ...続きを見る
ドミドミ日記
2013/06/19 06:26

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
【Stalin】 ドミドミ日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる