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zoom RSS 【Alaipayuthey】

<<   作成日時 : 2008/01/29 19:29   >>

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【Alaipayuthey】
出演 Madhavan(Karthik), Shalini(Shakti), Jayasudha, Swarnamarya, Arvind Swamy, Kushuboo,Lalitha, K.P.A.C., Vivek, V. Natarajan,
監督 Mani Rathnam
音楽 A.R. Rahman

[あらすじ]

主人公カルティックは大学は終えたものの、家庭は裕福で就職もあせらず、今のところのんびりと暮らしている。そしてある結婚式でシャクティという医学生と知り合い恋に落ちる。
友人の協力と共に彼はシャクティの身元を探し出し、猛烈にモーションをかける。
最初は相手にしなかったシャクティだが、だんだんとカルティックの情熱にほだされ、お互い結婚を決心する仲にまでなる。
そうしてカルティックの両親がシャクティの両親に結婚の申し込みの挨拶に来るのだが、カルティックの父親は有名弁護士、シャクティの父親は鉄道局員、二人の話は全くかみ合わず、その上シャクティの父親はカルティックの父親の傲岸不遜な態度に腹を立てて、結局二人の結婚は破談になってしまう。
それでも諦めきれないカルティックは、自分の両親を捨ててでもシャクティと一緒になることを望むが、シャクティは自分はそれはできないと言い、別れることを提案する。
こうして別れ別れになった二人だが、心の底ではお互い恋しい気持ちが募るばかり。シャクティが医療キャンプの実習旅行に参加しているところにカルティックが追いかけてきて、二人の恋心は堰を切ったようにあふれ出しお互いの両親に内緒で結婚することを約束する。
こうして友人に連れ添われて秘密に結婚した二人だが、それぞれの両親に打ち明けるいい機会をつかめないまま日が過ぎ、シャクティの姉の見合いの席ですべてが明るみに出てしまう。
激怒したそれぞれの親から家を追い出され、友人のつてで建設中のマンションの一室を借りての二人の新婚生活が始まった。
始めは甘い生活が続くのだがその内に、カルティックの事業がなかなか波の乗らないことやシャクティの病院での仕事のストレスなどから、お互いぶつかり喧嘩をする日が増えてくる。
こうして憂鬱な日が増えてくる中、シャクティは偶然電車の中で母親と姉に出会い、父親の具合の悪い事を聞く。
カルティックに一緒に父親の見舞いに言ってくれるように頼むシャクティだが、カルティックは自分は会いたくないからシャクティ一人で行けと言いまたまた喧嘩になる。翌日仲直りをして二人一緒に見舞いに行った時はすでに遅く、シャクティの父親は息を引き取った後であった。
自分が始めにもう少し思いやりを持つことができたらシャクティの父親が生きているうちに会えたのにと後悔の念が消えないカルティックは、シャクティに対して何とか挽回しようと破談になったシャクティの姉プルニーの見合いを成立させようと奔走し、甲斐あってプルニーの結婚が成立することになった。
一度はプルニーとカルティックの仲を疑ったりしたシャクティだが、プルニー本人から経緯を聞き喜びにあふれて駅に向かう途中、自動車にはねられ重傷を負ってしまう。
待てど暮らせどシャクティはやってこない。勤め先の病院に聞いても予定通り夕方に出たというし実家にも来ていない。そこでカルティックは警察に失踪届けを出し、友人達と町の中をあちらこちらとシャクティを探し回るのだった。
丁度その頃、シャクティをはねてしまった妻から事情を聞いた彼女の夫は、シャクティが運ばれた病院へ急行する。そこで、シャクティの身元の確認がまだで緊急手術が必要だが家族のサインが必要な為、手術ができないことを知ると、すぐに手術が始められるよう自分がシャクティの夫であると偽りサインをするのだった。
そうしているうちにカルティックのところに警察から連絡が入り、彼もシャクティの運ばれた病院へ駆けつけるのであった。

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2002年公開大ヒットのヒンディー語映画【Saathiya】はこの【Alaipayuthey】をリメイクしたもの。
私は先に【Saathiya】の方を見ていてとても気に入った映画だったので、このオリジナルの【Alaipayuthey】を見るのはとても楽しみだった。
結論から先に言うと、【Alaipayuthey】の方が気に入ったか。

これは【Saathiya】が完全なる娯楽映画で【Alaipayuthey】が芸術映画に近いものであることとは関係ない。それぞれの映画の完成度の問題というか、【Alaipayuthey】においてマニ ラトナムは一部の隙も無いぐらいの緻密でほぼ完璧な仕事をしてしまっているため、比べるとどうしても【Saathiya】の贅肉や粗さが見えてしまうということかな。

【Alaipayuthey】で監督のマニ ラトナムは全体的に自然で押さえ気味の演技を俳優たちに要求している。ほんのちょっとした表情の変化でその場の感情を表させたり、次への話の展開を予感させたりしているが、そういう小さくても要になるものが決して見逃されないように、さりげなくが思わずはっとするように、不意に冷たいまたは熱い空気が一瞬顔をなでるように目に止まるのである。
台詞なども必要最小限という感じで、それ以上にその場の空気、役者の体の周りの空気に語らせているよう。

【Saathiya】は台本も同じマニ ラトナムで、シーン割りやカメラワークなどほとんどのところでオリジナルの【Alaipayuthey】を踏襲しているので、いろいろと比べ易いのだが、ある部分それが仇になってしまっているかい。
ここではその“空気“は撮られていない。【Alaipayuthey】よりも説明のための余分な台詞や場面が多く、演技も少々オーバーアクション気味でちょっとごてごてした感じで、場合によっちゃわざとらしくも感じるかな。

とはいえ、【Saathiya】もヒットしただけあってそれなりに良い作品にできてると思う。ただオリジナルの【Alaipayuthey】と比べるとどうしても見劣りがしてしまうだけで。音楽などは【Alaipayuthey】と同じ物を使っているのだが、【Saathiya】の方は、打ち込みの多いよりポップなアレンジでヒット性が高くノリの良いものに仕上がっていて、結構好きだし。
これ、アレンジもラフマーン自分でやったのかなぁ。そうなんだろうなぁ。と思うとやっぱりこの人すごいんだなぁ。同じ曲なのにこれだけ違ってそれぞれの映画にぴったりのアレンジができるなんて。
これ、サントラの聞き比べだけでもこの二つの映画の違いがよくわかると思う。
(こう書いていたら両方のサントラ欲しくなってきちゃった)

役者は皆良い演技です。
主演のマダヴァン、これがデビューとはねぇ、この後ラトナム御用達俳優になるのはわかるよな。(その後彼がかなり増量してしまったことは内緒。【Aayitha Ezhuthu】や【Rang De Basanti】に出ているのを見ても、確認するのに時間がかかってしまう。)
シャクティを車ではねた女性役のクシュブーとその旦那役のアーヴィンド スワミー、いい味です。

あと、気のついたこと少し。
シャクティが医療団実習キャンプに行っていてカルティックが追いかけて行って、やっと出会えてお互いの愛を確かめ合うところ、バックにソングが流れて(たぶん愛のデュエットなんだろう)、曇天の嵐の海辺って、【Bombay】でシェカールとシャイラ バノが愛を確認するシーンと同じ。ラトナム監督にとって、“曇天海辺の嵐=愛の嵐”ってことみたいね。(【Saathiya】じゃ同じ場面、健康的な明るい海辺だった)

えぇーっと、ここで再会して愛のデュエットに入るの。
【Dil Se】の砂漠デュエットって言えばいいかい?を髣髴とする、前衛アートチックなダンスナンバーになっております。個人的には大好きです。
こういうところラトナム好みなんだけど、最近こういうのあんまりやってくれてないかい。

秘密に結婚していたことがばれて家を追い出され、建設途中のマンションで新婚生活を始めたカルティックとシャクティのデュエット場面、このサリーや布のはためき具合って普通じゃないよ、ワイヤー使ってんの?って思ってたら、カメラ逆回し。面白い効果です。【Saathiya】でも同じ効果使ってるけど、見落とすほどほんの少しだけ。

【Alaipayuthey】とは好対称に【Saathiya】では映像がとてもカラフル。これはこれで目の覚める様なきれいな色使いで楽しめます。

やっぱリメイクでオリジナルを超えることはなかなか難しいようで。

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