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zoom RSS 【Darr】そして【Preethse】補遺【Ik Pagal Si Larki】

<<   作成日時 : 2008/07/13 20:18   >>

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【Darr】
監督:Yash Chopra
出演:Shah Rukh Kahn、Juhi Chaura、Sunny Deol
音楽:Shiv-Hari
1993年 ヒンディー語

【Preethse】
監督:D.Rajendra Babu
出演:Upendra、Sonail Bindre、Shivaraj Kumar
音楽:わからん
2000年 カンナダ語
*************************************

土曜日と言うのは大体、その週の疲れが残っていて昼飯の後はとーっても眠くなっていつも昼寝をすることが多いのだが、昨日は朝一からダンスのレッスンが入っていて体を動かしたせいかちっとも眠くならず、【Darr】とそのカンナダリメイクの【Preethse】を二連チャンで鑑賞。
リメイク物を続けてみるのは比較が良く出来てとても面白いのだが、、、、
死んだ。
大変だったわ。

筋はと言うと、結婚の決まった恋人のいるヒロインをある男がストーカーしまくる、と言う物。

カンナダリメイクの【Preethse】、構成、カット割、ソング挿入位置など、【Darr】をほぼ忠実になぞったリメイク。
重要な相違点を並べると、

タイトル
Darr:恐怖
Preethse:私を愛して(字幕から判断するに、この意味は外れていないと思う)
この題名の違いが両者の映画の主眼を良く現していると思う。
Darrはヤシュ チョープラーも自分で言っているように(DVD付録インタビュー参考)、ひたひたと来る恐怖を表現したかったようだし、Preethseは副題を“A Violent Love Story”と言うように、(歪んだ) 愛の物語である。

ストーカー男の性格設定
Darr:亡くなって18年になる母親と電話をすると言う以外は特に彼の異常性を示す物の提示は無い。逆にかなりの知能の高さが見られる普通の大人的描写。
Preethse:彼の部屋の装飾や色使いがまさに子供部屋のように提示されているところからもわかるように、幼児性を残して成長したオタク的性格異常者的描写。演技もその線。こちらの方がわかりやすいが、ちょいと安易かなぁとも思ったり。
シャールクもウッピーことウペンドラも好演力演。私はシャールクに軍配。Darrはまさにこのシャールクの演技でもっているものだろう。

ラストシーン
Darr:ストーカー男が刺し殺したはずのヒロインの旦那が復活、乱闘の末あっさりとストーカー男を射殺。乱闘途中ヒロインが旦那に向かって「彼を殺して!」と叫びその言葉にストーカー男が一瞬反応するところがある種のクライマックスだが、この一瞬だけで後にはつながらない。
Preethse:旦那復活乱闘同上。ヒロイン「彼を殺して」発言連発。これを受けてストーカー男、「僕の死が君の幸せなら、、、」と最後に拳銃自殺。
どちらの映画もテーマにかなったラスト。上に書いたようにDarrはここまでに中心テーマのひたひたと迫る恐怖を描ききったので、こういうあっさりとしたラストは理にかなっているし、ラブストーリーを求めたPreethseがこういう意味を大きく置くラストになったのも当然。しかしこの違いは大きい。Preethseの方が鑑賞後に心に残る余韻が大きい。Darrではその上この後にジョークを入れた大団円的明るいワンシーンを入れているが、これは余計にも思う。こういうシーンが必要なほど途中の恐怖は凄くは無かった。

後数箇所、Darrにおいて“え!?なんで!?”と思える唐突的な展開の所を、カンナダ版では少しシーンを付け足して説明して自然な流れになるようにしている。

すでに書いたがDarrはシャールクあっての映画。どうしても彼に視線が集中する。しかし本当にここでのシャールクはすばらしい。私はとても好きである。
Preethseではアンサンブルとしての演技陣のバランスがより良い。

トリビア
DVD付録のヤシュ&ウダイ チョープラーの対談によれば、ストーカー役は当初アーミル カーンに決まっていたらしいが、こういうネガティブな役で人気を落としたいないと言うことで結局は降板、サンジャイ ダットやアジャイ デーヴガンも嫌がり最終的にまだヒーロー俳優として確立していなかったシャールクが抵抗無く引き受けたとのこと。
運とはこういう風に開けるもの?

ここでは、ウダイ チョープラーとリーティク(ローシャン?)がハリウッド映画【Dead Calm】を見て気に入り、そのビデオをアディティヤ チョープラーに見せて【Darr】製作へと結び付いていったと言う。タイトルのDarrもリーティクのプライヴェートムービーから借用とのこと。
また某たれこみからの情報によると【Maharishi】という元ネタのテルグ物があるらしい。(S様多謝)
http://www.vamsy.net/maharshi.html
このテルグ物のストーリーをパクってDead Calmに挑戦としたところか。
このテルグ物はチェックしなくては。

先日里帰りの機内で見たウルドゥ(パキスタン)映画の【Ik Pagal Si Larki】。
ストーカーを女性に置き換えたDarrの翻案物だと、かなり自信を持って言い切りたい。
このウルドゥ物、ラストがカンナダ物と同じようなストーカーの自殺で終わるが、製作が1999年らしい。ということは、Preethseがこのウルドゥ物のラストを参考にした可能性は、、、、、、否定はできないか。

何はともあれ、両者なかなか楽しめる映画。
リメイク物の見比べという物は、はまっていくものだ。
しかしそれにしてもこのカンナダサウンド。ダサいと言えばダサいかもしれないが、底知れぬ吸引力が禁断の道へ誘うような、気が付けば思わず口ずさんでいそうな、噛めば噛むほど味の出るするめのような。

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