ドミドミ日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 【Anasuya】

<<   作成日時 : 2008/10/13 18:37   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

【Anasuya】

監督:Ravi Babu
出演: Bhumika Chawla、Abbas、Ravi Babu、 Melkote、Chalapati Rao、Harsha Vardhan、Nikhita、Ankita
音楽:Sekhar Chandra
2007年テルグ語

*************************************

久々の映画レビューである。
この間それなりに見ていていろいろと書きたと思ったのだが、うまく時間が取れなかったりしてしばらくお休みになっていた。
今回のこの【Anasuya】、うまく書く時間が取れたのと何か押される勢いを感じたので上げてみる気になった。(だからといってこの映画が超良くてお勧めというわけでもない。見て損は無い映画だが。)
内容は、90年代にハリウッドで流行ったような所謂“連続猟奇殺人事件”物。
まずはあらすじを追ってみよう。ちなみにこのブログではネタばればれである。

***************************************

主人公アナスーヤ(ブーミカ チャウラー)は面接で抜群の能力を示しテレビ局でのニュースリポーター職をゲット。その日の内に州首相夫人が幼い孤児ラクシュミを引き取りメイドとして酷使し虐待しているという一級スクープを取ってくる活躍を見せる。後にアナスーヤは、このラクシュミが元の孤児院に再び受け入れてももらえず行き場も無い事を知り、責任を感じて自分のところに引き取る。
同じ頃、死体から必ずひとつ臓器が持ち去られ赤いバラを置いていくという猟奇的連続殺人事件が起こっているのだが、アナスーヤが世話になっている家主で友人のジョセフ老人(メルコーテ)が同じ殺人鬼に殺され、尚且つ彼女がその殺人者(ラヴィ バブー)を目撃したことから彼女自身も事件に巻き込まれていく。
テレビ局であるニュースビデオをチェック中にアナスーヤは殺人者をその中に発見し、警察は彼を連行するが彼はなんと足に歩行ギプスをつけた障害者で、殺人など到底出来ないと判断され釈放される。どうしても納得のいかないアナスーヤはこの容疑者を単独尾行調査し、彼の障害が偽装であることを見抜く。
彼女はこの尾行調査の中でこの容疑者が次の反抗に動き出したことを察知、ターゲットとなった人物を助けるべく警察に連絡し自らも追跡するが一足遅く、殺人は実行され尚且つ二人の警官を殺害し包囲網を破って殺人者は逃亡する。
これをきっかけにアナスーヤ自身も命が狙われるが、殺人者はまたしても警察に包囲され、もう逃げられないと見たか自ら稼動中のコンクリートミキサーに飛び込み自殺する。
こうして事件は一件落着かに見えたが、しばらく後、数ヶ月前の目の手術の予後検査のために行った病院でアナスーヤは命を狙われ、この殺人者が死んではいない事を悟るが誰にも信じてもらえず、単独で事件解明のために調査を始める。
この調査中にアナスーヤは、すべての被害者が同じ時期に臓器移植手術を受けていて、そのすべての臓器がプージャという一人の女性からの提供であることを知る。
このプージャの友人の話によると、プージャは医学部入学最初の授業から解剖学の教授アマールからストーカー行為を受け結婚を迫られるが、彼女が執拗に拒否したため、Akshaya Tritiya(多くの幸せをもたらすといわれているヒンドゥー教の祭日)に愛するカップルが同時に死ぬと来世でも一緒になれるという狂信を持っているアマールは、今世でプージャとの結婚が駄目なら来世でと心中を企てる。アマールがちょうど自分も死のうとした所にプージャ達を助けようと近所の人々が来てしまったので彼は逃亡する。
彼はまた、五体が揃って埋葬されないと来世では不具として生まれてくると信じており、プージャの遺体を五体揃って埋葬するため、今殺人鬼として献体、移植された彼女の臓器を今集めているのであった。
そしてアナスーヤは、プージャの遺体から臓器提供を受けた最後の生き残りが、彼女が引き取った孤児のラクシュミであることを知り救出に向かうのであった。

*************************************

全体的に良くまとめて破綻無く筋も運ばれ、後半の真実究明からラストのアナスーヤと殺人者のバトルへと畳み掛けるように進むところなどもとてもいいと思うのだが、ひとつ気になるのは、ストーリーのひとつの要であるコンクリートミキサーにかかりぐちゃぐちゃになった死体の判別をそこにあった衣服のみで容疑者のものと判定し彼は死亡と決定するが、後半事態が差し迫ってから実はDNA判定で二人の人間のDNAが発見されており、犯人の生存が十分に予想されるという風に展開させているところ、確かにこのDNAのことを聞いて、この事件の担当捜査官でありアナスーヤの恋人であるアーナンド(アッバス)は、今までまともに聞いていなかったアナスーヤの犯人生存の主張を俄かに信じ彼女の救出に向かうのだが、アーナンドがDNA判定に気づくのが遅いのはいいとしても、それを聞かれて「いやぁ、じつはこういう結果が出ていてね、、、、」と自慢そうに検死官に答えさせているのは、ちょっと甘すぎてお馬鹿だと思う。とっくにわかっているんだったらもっと早く言わんかい、お前ぇとどうしても言いたくなる。ここ、もう少しどうにかならなかったか、唯一この映画で残念な個所である。

ラスト、殺人鬼が退治されアナスーヤとラクシュミが救出されてめでたしめでたしではなく、これこれの迷信など信じずにぜひ臓器移植のために献体をしてほしいという臓器移植推進医療業界からのような啓蒙メッセージとテロップで終わるのだが、これがヒューマンドラマのエンディングならともかく、こういう生臭い猟奇サスペンスのエンディングというと、個人的にちょいとなんかなぁって気分になる。
ちなみに私はどちらかというと献体賛成派だが。

アナスーヤと事件担当捜査官のアーナンドとのあっさりとした恋愛過程や、テレビ局のベテランキャスターのセクハラまがいのコメディー等は、サスペンスを邪魔することなく、逆にほっとするオアシスを提供して良い挿入になっていると思う。

どきどき気分一杯の第二事件のシーンから始まる冒頭、こういうサスペンス物の掴みとして良い出だしであろう。
何よりもここで出てくる存在自体がすでにオカルトなばぁちゃんメイドが笑えておいしい。

元モデルでスカウトされタミルの【Kadhal Desam】(ヴィニート、タッブー共演)で華々しくデビューしたアッバス、イケ面だが俳優として結局主役ヒーロー看板は今一持てなかったか、数年俳優業から遠ざかっていたようだが最近“第二ヒーロー”役や“ヒロインの相手”役として復活してきたようだ。この【Anasuya】でも彼のポジションとしての勤めは良く果たしていると思う。多分多くの人は「あぁ、かつてはスレンダーなハンサムだったのになぁ」とため息をつくかもしれないが、私にとっては今の風潮のように必要以上なムキムキ体形でなくぽっちゃりきているのは逆に好感。この映画の最後に、殺人者に斧で打たれ鉄鍵に肉釣りされたわりには元気なのも、あぁ、あれだけむっちりした体ならそう致命的でないだろうと思わせていいかも(笑)。
(上記【Kadhal Desam】、ヴィニート君絡みでチェックしようと思いながらいまだ未見。私のアッバスデビューはこの【Anasuya】でのムチムチ君になってしまった。)

むっちりアッバス君三連チャン

画像


画像


画像




監督であり殺人者を演じているラヴィ バブー、【Soggadu】【Party】に続きこれが彼の監督作三作目かな?他の作品を見てみないとわからないが、わりと面白いものを持っている人のようである。

狂信的教授のラヴィ バブー

画像


しかし何よりもこの映画の目玉は主演のブーミカ チャウラー。彼女を見るだけでもこの映画を見る価値あり。
名前と顔は知っていたが実際に映画で見るのはこれが始めて。
良い演技しております。昨年結婚した旦那は理解のある人なのであろう、結婚引退せず引き続きキャリアを積んでいるようだ。このまま行くとタッブー系の良い女優さんになるかなと一人で思っている。

笑うブーミカ

画像


戦うブーミカ

画像


ちなみに子役の女の子
最近公開された【Raksha】に出演の子と同一だと思う。ちなみにこれもオカルト映画。オカルト子役になるであろうか?
(ちゃんと裏は取っていないが、この写真を見てくれな)

【Anasuya】より

画像


【Raksha】より

画像

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
【Madhumasam】
【Madhumasam】 ...続きを見る
ドミドミ日記
2011/03/07 04:04

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
【Anasuya】 ドミドミ日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる