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zoom RSS 【Amma Cheppindi】

<<   作成日時 : 2009/01/20 05:08   >>

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【Amma Cheppindi】

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監督:Gangaraju Gunnam
出演:Suhashini、Shriya Reddy、Sharvanand、Suman、Naga Babu、Pavan Malhotrsa、Tanikella Bharani、Krishna Bhagavan
音楽:MM Keeravani
2006年テルグ語

[あらすじ]

7歳程度の知能から成長しない障害者のボースは、ロケット開発センターのトップ科学者で所長の父と、いつもボースを暖かく守りよき理解者である母とセンター内の住居地に住み、21歳の今もそこの小学校に通っている。母親の励ましに答えるが如く一生懸命に勉強をしたのだが今年も落第点を取ってしまい、学校を辞めロケットセンター内の食堂での仕事を始める。
ボースはある日、新しく小学校に赴任してきた音楽教師のラツィアと知り合い親交を深めていく。実はこのラツィア、ロケットセンターがテロ攻撃にあうという情報を受けて調査にきた秘密捜査員だったのだ。
そして遂にラツィアが、ロケットセンターの記念式典での国旗掲揚ポールに爆弾が仕掛けられたことを知った時には、すでに時限装置が起動されていたのだった。

*************************************

ラストがすべてのような映画なので、こちら、ネタばれ必至。どうぞご了承を。

家庭生活や近所の人との係わり合い、ヒロインのラツィアとの心の交流等に、テロリストに知らずに利用される様が絡むが、基本的に主人公ボースの日常がほとんど全編で描かれている。
そして問題なのがラスト。
テロリストによる爆弾が仕掛けられた場所がわかり、それが30分以内に爆発することも分かるが、電気電話系統が遮断され携帯の電波も届かない建物の中にいる科学者たちに知らせるすべも助けるすべも無く、ラツィア初め捜査官達は首謀者逮捕のために遠くチェンナイに居て間にあわない。
そこで人々は、ボースに爆弾を持って走らせることを決めるのである。
“国の未来と宝”であるトップ科学者達と比べると、“社会に於いて何の貢献もしない”ボースは“生きていても社会に於いて何ら意味をなさない者”だから“今すぐ死んでもいい”と審判を下すのである。
こういう国家利益的大意に基づく社会の決定や、国歌をバックに特攻隊のように爆弾の仕掛けられた国旗掲揚ポールをもって走るボースのシーンなどを見ると、ナショナリズム的プロバガンダ映画のようにも感じるが、私はどうもそうは見れない。どちらかというと、橋梁建設のために村人が若い娘を人柱に奉するような、信仰的犠牲祭式に近いと感じる。なぜなら、ボースを爆弾と共に走らせるのは彼の自主的意志ではなく、社会の、民衆の強要だからだ。
実はボースはラツィアからの連絡により、その国旗掲揚ポールに爆弾が仕掛けられている事は知っていた。彼女が、そこに爆弾があるから家から出ないように伝えていたのだ。彼をそうと知って走らせるのは、母の言葉なのである。「ママが言ったから」と言って彼は死に向かうのである。ボースを愛しその絶対的守護者の母は彼にとって神そのもの、その母“帰依”するボースが彼女の言葉通りに行動することは当然のことだろう。
ボースのような弱者を社会の大意が押しつぶすことに対する人道的義憤や、国家主義的愛国心高揚等のメッセージが強く感じられるわけでもなく、台本展開の甘さを置いてでもボースを走らせ自己犠牲を払わせるように仕向けたのは、そういう(バクティ的?)信仰精神を描きたかったから、というのは裏読みしすぎであろうか。

主人公ボースを演じたシャルワナンドもそうだが、母親役のスハシニ、ヒロイン ラツィア役のシュリヤ レッディーの好演が光る。特に、母親を除いてボースに接する人々は、彼を無能なばか者として扱うか子供扱いするかのどちらのところ、ラツィアはボースをそういう一己の人間として受け入れ接するところがすばらしい。

まぁラストは涙ぼろぼろもの。


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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
ぬぬぬ、見たいなぁ、これ。
 
カーヴェリ
2009/01/20 19:42
そうですかい?
見たらがっくり来るかも知れやせんぜ。
某嬢はかなり冷めて見たそうですぜ。

あ、そうか、スハシニさん目当てか。
だったら見て損はないかもなぁ。
Piyo
2009/01/20 22:46
はいはい、スハシニさん目当てはもちろんですが、シャルワナンドもシュリヤー・レッディーも見たいdasu。
 
カーヴェリ
2009/01/20 23:48
おや?シュリヤ レッディーはまだわかっても、カーヴェリさんがナンドゥ君?
そっか、【Gamyam】絡み?

泣けますよー、この映画。わたしゃ涙ぼろぼろ思い出ぼろぼろ状態でした。
今ラストシーンを思い出すだけでも泣けます。
Piyo
2009/01/20 23:57

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