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zoom RSS 【Eeshwar】

<<   作成日時 : 2009/04/12 16:35   >>

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【Eeshwar】

監督:Jayant C Paranji
出演:Prabhas, Sridevi, Revathy, Siva Krishna, K Ashok Kumar, Krishna, C Kalyan, Brahmanandam, Hanumanthu and Hari krishna
音楽:RP Patnaik
2002年テルグ語

[あらすじ]
ダウンタウンの青年イーシュヴァー(Prabhas)は、母親を早くに亡くし、密造酒作りの父親(SivaKrishna)ともう長いこと二人きりの生活をしている。
ある日自転車に乗っていた彼はスクーターと軽い接触事故を起こすが、そのスクーターに乗っていたカレッジ学生のインドゥ(Sri Devi)に一目惚れ、彼女を追いかけるようになる。
そうしている内に、父親が急に再婚をする。今でも亡くなった母親を恋い慕っているイーシュヴァーは父親の再婚相手スジャータ(Revathi)を受け入れることが出来ない。そして、家を飛び出して飲んだくれて町を彷徨っているところを、数人のならず者に襲われ刺されるのであった。
次にイーシュヴァーが気がついた時は病院のベッドの上だった。友人たちから、継母のスジャータもイーシューヴァーを助けようとしてやはり腹部を刺されて入院していることを聞き、彼女の愛情の深さに気付いた彼はここで新たに母として彼女を受け入れるのであった。
イーシュヴァーに刺客を差し向けたのは、現地MLAで地方有力者であるインドゥの父親(K. Ashok Kumar)であった。イーシュヴァーが退院した後、彼とインドゥの間は急速に親密度を増していくのだが、それに反対するインドゥの父は彼女を郊外の別宅に軟禁する。
愛し合う若い二人を何とか一緒にさせようと、スジャータはその別宅まで向かい軟禁されているインドゥをこっそりと連れてこようとするのだが、インドゥの父に見つかり彼女は殺されてしまう。
それを知ったイーシュヴァーは継母の仇を打ちに行く。一方、ダウンタウンの人々は一連結託してインドゥを上手く連れ出し、そしてイーシュヴァーとインドゥの二人が寺院で挙式を挙げているところに現れたインドゥの父親は、イーシュヴァーと一騎打ちの末に二人の愛情を理解し、祝福するのであった。


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ストーリーは定番もの、各要素、ロマンス、バイオレンス、コメディー、ドラマすべても捻りが無さ過ぎと言いたいぐらいにオーソドックス、とにかく突出した良さは無いのだがどれも平均的及第点でほとんど悪いところが無く、誰でもそれなりに楽しめて良い暇つぶしが出来たと思えるような作品。“絶対失敗しないテルグ映画の作り方”なんていうマニュアル本に沿って忠実に作ればこういう映画ができるのではないだろうか。
まだ海のものとも山のものとも分からない新人プラバース君にとって、無理をさせず粗を隠しかつ後々のために悪い批評を出させないと言う意味に於いては正しい戦略だったかも。なんか良さげな新しいヒーローが出てきたなと思わせるし、とにかくあまり悪いことが言えない作りになっている。(エンディングは拍子抜けたなぁ、悪役のヒロインの父親、自分の意に沿わぬ結婚をした息子の嫁や主人公の継母を冷血に殺しておきながら、最後は演説ひとつでころっと良い人になっちゃうんだもんなぁ。)
しかし、そういう平凡なストーリーをあまり退屈しせず最後まで見れるのは、さくさくとテンポ良くシーンをつなげている監督の手腕か。

プロデューサー K. Ashok Kumar自身が悪役を演じ、有名コメディアンもBrahmanandamのみ(それも出番は凄く少ない)、父親役のSiva Kirishnaだどの程度有名な俳優かは知らないが、ヒーローを取り巻く友人たちも若手無名コメディアン起用と言う感じ、アクションシーンなんかもワイヤーや特撮無しで全体的に超低予算感が漂う中、継母スジャータを演じた大女優レーヴァティさんがとっても光る。この役、わざわざ彼女でなくてもよさそうなんだけれども、なんか個人的なつながりからの友情出演だったりして?

で、主演のプラバース君。
小説家の場合よく“処女作にその作家のすべてが伺える”と言うけど、俳優の場合も同じかね、彼定番の“ロークラス出身”ヒーロー、演技面では彼のいい面が程よく出てるし、“踊れる“こともアピールして、良いデビューでしょう。
今回これ見ていまさらながら思ったけど、彼って肌の露出が多いんだねぇ、これだけ毎回裸になる男優もあまり知らないなぁ(Allu Arjunはどれほどのものだろう?)。当初から一貫してワイルド マッチョ路線ね。

ヒロインのシュリ デーヴィさん。
印象薄。可もなく不可もなく。色白面長、なんか竹久夢二の描く女性のような顔立ち。
フォトギャラリーなんかでは結構写真が出てるのだが、それなりに活躍してる人?わたしゃ知らんので。女優Manjulaの3女と言えば反応があるかな?

悪役のK アショク クマール。
いいんじゃない、悪役好演。
普通ラストはヒーローと死闘のアクションを繰り広げるのだけれど、やはり普段はあまり役者業をしてないからそれは無理だったのかい?、アクションは無しだった。

父親役の シヴァ クリシュナさん。
モハン バブーとナッセールを足して2で割ったような風貌。

継母役のレーヴァティさん。
上にも書いたけどわざわざ彼女がやるまでもない役、でもここで彼女が出演してくれたおかげでB級映画にはならなかったのかも。
言うまでもがな、良いに決まってんじゃん。大鎌振りかざして悪人数人やっつけますです。

この映画の中でのひとつのキーワードが”凧揚げ”。
イーシュヴァーが凧のしっぽにラブレターをつけてインドゥに送ろうとしたり、継母スジャータがやはり凧にメッセージを書いて軟禁されているインドゥに伝えたり。

あと気になったのはダンスの振り付け。
ところどころ西洋モダン風なところが見えて、なにげにちょいと違った趣。
誰なんだろうな、振付師。
以外にもプラバース君、そういう振り付けに体のラインが決まってて、ふぅーん、やっぱ多少はなにかやってんだかねぇ。



これが噂のワイルドマッチョ
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竹久夢二の作った博多人形
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この顔に、ピンと来たら、、、、、
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レーヴァティさんの前歯ってちょっとウサギちゃんみたい。
彼女の格闘シーンが見れるだけでも、この映画価値有り?
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パパ役の写真はなかった、残念

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
ピヨ様

怒濤のプラバース君エントリー感服しました。どうかお疲れの出ませんように(笑

う〜ん、レーヴァティのアクションシーンがあるのなら、ワタクシも見ずばなるまいという気になってきましたよ。

以前ピヨさんはレーヴァティとスハーシニの区別がようつけられんと言われてましたが、要旨や演技スタイルはともかく、この二人には共通する部分が幾つかあります。

ともにタミルの女王の座に君臨し(レーヴァティの方が若干遅い)サウス4言語映画に隈なく出演し、名監督と結婚して一度は寿引退したという点。それに二人とも踊りが抜群に上手いという点。

スハーシニは映画では滅多に古典を披露しませんでしたが、実はこの人、バラタの基礎がしっかり出来ていて、ひとさし舞わせると実に上手い。レーヴァティのバラタは典型的なカラークシェトラ・スタイルなのに対し、スハーシニのそれはもっと伝統的な古典です。

(さらにつづく)


メタ坊主
2009/04/14 00:12
スハーシニが熟年役でぽつぽつ再登場し出したのが四五年前かなあ。理由は分かりませんが、たぶん旦那のマニラトラムがビッグバジェット・ムーヴィでフロップを連発したので借金返済のために復活したのではないかと意地悪く見てました。

一方レーヴァティはスレーシュ・メノンと結婚して以来実験的(?)な映画を監督するなど、俳優からは全面的に退いていたのですが、たぶんこの映画あたりで女優復帰を果たしたのではないでしょうか。理由はたぶん離婚したことだと思います。

レーヴァティは熟年になってもやっぱり可愛いおばさんで("Nandhanam"でもかわいかったでしょ?)新作で彼女が見られるというのはファンとしては喜びに絶えません。可愛いお母さんというサウスでの新境地を拓いて欲しいものだと思います。

ちなみにスハーシニは典型的なアイアンガール・ブラーミンです。レーヴァティの出自はよく分かりませんが、軍人の娘らしいので少なくともブラーミンではないでしょう。子供のころからカラークシェトラの学校で猛勉強したのでしょうね。
メタ坊
2009/04/14 00:24
いやぁこの怒涛の連投、最初に食いついたのがメタ坊さんですか、ご苦労様です。

>どうかお疲れの出ませんように

休暇の方が働きました(笑)

スハシニさん、レーヴァティさん解説ありがとうございます。とても勉強になります。

はい、レーヴァティさん、いくつになってもかわいーって感じですね。
Piyo
2009/04/14 03:42

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