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zoom RSS 【Ingane Oru Nilapakshi】

<<   作成日時 : 2010/05/17 01:17   >>

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【Ingane Oru Nilapakshi】

監督:Anil Babu
出演:Kunchcko Boban、Suneha、Sujitha、Srividya、Tilakan、Kalabavan Mani、Jagadeesh、Jagathi Srikumar
音楽:Sanjay Chowdhury, Antara Chowdhary
2000年 マラヤラム語


孤児仲間と一緒に綱渡りなどの軽業大道芸を日々の生活の糧としているおぼっちゃま君。
別れた妻に恨みを晴らすべく機会を狙っていたティラカンに見初められて、その別れた妻の経営する有名芸術学校の学費を払う代わりに、近々あるリサイタルをぶち壊すことを約束させられて、おぼっちゃま君は入学する。
しかしそんなティラカンの思惑に反し、その女学長の人柄に惚れ、ダンスのプリマドンナであり学長の娘であるスネーハと恋仲にもなり、おぼっちゃま君はティラカンとの約束を反故にし、リサイタルに於いて見事主役を踊りきる。
だがその裏には、おぼっちゃま君を影ながら支え、また彼に淡い恋心を抱いていた幼馴染で盲目のスジータに悲しい結末が待っていた。

奇しくも偶然に【Satyam Sivam Sundaram】【Priyam】、そしてこの【Ingane Oru Nilapakshi】と2000年のおぼっちゃま君の作品を合い前後して鑑賞することとなった。

”踊れ!おぼっちゃま君!VXYでも紹介したように、どの作品でもダンスナンバーが非常に充実している。
まして今作は、映画全体にダンスシーンがちりばめられているダンス映画である。
ここまで揃うと、この年おぼっちゃま君陣営は”踊れるおぼっちゃま君”を売り出し戦略として持っていたのではないだろうかと思わずにいられない。

私は結局後追いでおぼっちゃま君作品を見ているので、それぞれの映画の公開当時の評判など知る良しもなくこれは勝手な想像なのだが、【Aniyathipravu】の大ヒットでセンセーショナルなデビューをしておきながら、これに相当するヒット作も続かず、今ひとつスターダムにのし上がれなかった所を、”ダンス”を前面に押し出すことによって起死回生、一発逆転のつもりだったのでは?
特にこの【Ingane Oru Nilapakshi】は見てもらうと分かるが、これだけ全編にダンスシーン、それも群舞を散りばめるには、かなりお金を注ぎ込んでいるのではないだろうか。

これがお金のあるテルグやタミルなら、まぁそういうのもありでしょ、と思うだけだが、予算の無いマラヤラムでこれだけやるには、おぼっちゃま陣営からかなり持ち出しもしているかも?とも想像し、そうするとこれは”おぼっちゃま一家”総出で渾身こめて後押しした気合の入った作品なのでは無いか、と思いたくなる。
(他の部分でその分節約してそうな感じがあるのは、やっぱり”マ”。しかたないか。)



さて、映画自体の方はどうかというと、なんか”のほほぉ〜ん”としすぎてる感じ。
そこで一人盲目の少女スジータがひとり切羽詰ってて妙に浮いてしまってる。
このスジータ(ところによってはSuchitha)という女優さん、とても良いのだ。
どうやらFazil監督に見出された女優さんらしいが、正確なところは確認取れず。
IMDbにはそんなに出演作は無い。
まだ現役なのだろうか?
(ここに挙がっているプリヤン監督の【Wanted】、是非みたい。スジータちゃんも見たいが、なんとアラヴィンダンさんにニシャント・サガールさんが出てるではないか!、、、、、、あ、ラルさんも出てるのね、、、、、、、、汗)
言ってみればミーラ・ジャスミン系女優。
見た感じも演技の感じも。
そっかぁ、私、こういう系統のマラヤラム女優ってツボなんだ。
と、そんな脱線は置いておいて、ということでとてもとても素晴らしい演技を披露してくれているスジータちゃんなのだが、素晴らしすぎて彼女の出てくるシーンだけが急に芸術映画になってしまっているようでどぉーんと重厚になり過ぎるのだな。まぁ、この映画の中で彼女一人不幸背負ってるしなぁ、ま、その辺のバランスが映画としてちょい悪いか。

まぁそれも、例えばおぼっちゃま君やスネーハにもっとダンサーとしての”業”みたいなキャラが与えられてるとか、ティラカンやシュリヴィディヤさんにもっと人間の”業”みたいな物を感じられたら、また違った風に見えたかも。
(皆なんのかんの言いながら、割にのほほんとした普通にいい人)

しかし、このシュリヴィディヤさんの神々しいばかりの演技と美しさと風格は見物。
結局スジータちゃんとこの二人が持って行ってしまったかも。
(あ、シュリヴィディヤさん、【Aniyathipravu】で母ちゃんやってた人かぁ。)

これでデビューのスネーハ。
知らなかったけど、彼女、”踊れる人”ってことで有名なの?
踊れないとここでは抜擢されないよなぁ、おぼっちゃま君より数多く踊らされてるし、デビューでこれだけダンスやら無きゃいけなかった女優っていうのもそうはいないだろうし。
うーんと、良いんじゃない。デビューにしたら異様に落ち着きある感じだから。

で、おぼっちゃま君。
悪くは無いけど、同年他2作と比べておとなしいというかちょっと硬い感じ?
まぁこの役のこのキャラじゃぁほかにあまりやりようも無いけどね。
”今回はダンスで大変だろうから、演技の方は軽くしといたよー”って監督が思ったのかなぁ?
だからおぼっちゃま君は出来るんだからいろいろやらせろ!って。


ここでのマニさんの使われ方見ると、マラヤラムってある面贅沢だなぁと思ふ。


おぉ!忘れていた!
1曲、おぼっちゃま君とシュリヴィディヤさんのデュエットがあるのだが、これが秀逸!
古典とモダンの掛け合いが最後に絶妙に融合するという意欲作。
必聴!
これ



ということで、2000年のおぼっちゃま君作品、意欲的なところは見られて評価するけど、これをもってスターダムにのし上がれなかったことも残念ながらわかるかなぁという感じ。
しかし見てそう損も無いだろう。
少なくとも、おぼっちゃま君のいろいろと良い所は一杯見れる。


ジャガーティさんと共に酔っ払いおぼっちゃま君
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貫禄のSrividyaさん。もう亡くなられたんですねぇ、、、、、、
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こちらもある面一人で持っていってしまったスジータちゃん
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子供ぶら下げ力持ちマニさん
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あ!なんでマニさんがマニさんらしく見えなくて、一瞬別人かと思ったかわかった。
頭に毛があるからだ、、、、、、、
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一応上げとこう、スネーハ。今とあんまし変わんね?
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こいつ、どっから連れてこられたの?
スネーハの妹と駆け落ちするトッププリモダンサー。
少々台詞と演技はあるが、ま、アイテム扱い?
こういうむさい感じなのに、しゃべらすと意外にか細いお声なのが笑えた。
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そしてその↑の彼が踊ってるダンスナンバー
1曲丸まる貰ってんだおー



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