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zoom RSS 【Prasthanam】

<<   作成日時 : 2011/04/17 22:33   >>

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【Prasthanam】

監督:Deva Katta
出演:Jeeva、Sundeep Kishan、Vennela Kishore、Sai Kumar、Pavithra Lokesh、Ruby Parihar、Jaya Prakash Reddy、Reshmi、Sharvanand、Surekha Vani
音楽:Mahesh Shankar
2010年テルグ語


有力政治家とその一家を舞台に、その複雑な家庭内事情、政治家闘争と政治運動、後継者問題など通して、人の心の闇と光を追求しようとした作品。


[あらすじ]
今やVijayawadaのMLAで押しも押されぬトップ政治家のローカ(SaiKumar)、彼の政治家人生は、25年前に出身村で支持していた有力老政治家の息子の未亡人と結婚するところから始まる。

当時ローカの支持していた老政治家は長年その地域のトップとして施政していたが、対抗馬に地元ギャングが立候補することになり、血で血を争う政治闘争になることを予想しそれを避けるために引退、しかしそれに不服な息子が立候補に名乗りを上げるのだが、対抗馬のギャングに惨殺されてしまう。
半年後、老政治家の今わの際の言葉に従い、惨殺された息子の未亡人(PavithraLokesh)と結婚しその二人の子供を引き取ったのだ。

そして25年、ローカの継子である長男ミトラ(Sharwanand)は今やこの義父の信任厚く、日々義父を助けるべく活動している。
同じく継子である姉(SurekaVani)は、元から母親の再婚には拒絶反応を示していて、学業を終えると早々と結婚し家を出、女医として病院に勤めながら夫とその義妹、そして二人の子供と一緒に平和な家庭生活をしている。そして今だ母を許せずにいる。
ローカの実子である次男チンナ(SndeepKishan)はカレッジの学生で道楽者。

ある日チンナが「あの子を身ごもった時本当は堕胎したかった。」という母の言葉を聴き、父がミトラを自分の政治後継者として認める発言を聞いてしまった時、悲劇への扉が開かれた。

父は実子でないミトラを信任し後継者として指名、母に喜ばれて生まれてきたのではない自分、姉からは生まれてこの方終始疎まれ憎まれてきた。
チンナはこの時から一層酒とドラッグに溺れて行く。
そしてその果てのレイプと殺人、逮捕。家族の誰も自分を庇ってくれないことに、精神的に追い込まれて行くチンナ。

このチンナの抜き差しならない状況を利用すべく、父の敵方政治家(Jeeva)は保釈金を出して彼を引き取る。
この敵方政治家はローカ一家を滅ぼすべくチンナの復讐心を煽る一方、ローカとも取引をする。

チンナは姉夫婦を殺害。
その勢いを買って父を殺そうとするが、そこで、父が実はチンナの為にほとんどすべての財産をチンナ名義にしていて、実の息子を守るため朋友の支援者やミトラの命を犠牲にすることを決めていたことを知る。

この残酷な事実を聞いても、愛する義父のために自己を犠牲にすることを決めるミトラだが命は救われ、姉の遺児と義兄の妹である恋人と暮らし始める。

母はあまりの無常さに家族を捨て、寺院に入る。

一見落ち着いたかに見えたが、転機はローカの当選時に訪れた。
彼は当選のためにこれまでの長年の支持者を捨て、嘗ての敵方と結んでいたのだ。
その事実に激怒した支持者筆頭のドゥルガは新しくミトラを擁立、そしてチンナ殺害。
一向はミトラの故郷の村に拠点を移す。

ローカの反撃にドゥルガも殺害される。
ミトラはそこで、25年前からの朋友でチンナに娘を殺されたバーシャから、実父の死についての意外な事実を聞く。
瀕死の重傷を負ったミトラの実父は、病院へ運ばれる途中で実はローカに殺されたのだった。

永久に終わらない血の争い。
ミトラは義父の下へ赴き、彼への今も変わらぬ愛と尊敬を伝え、終わり無き争いを止めるべく自己を犠牲とすることを申し出るのだが、そのミトラの言葉と心に良心を呼び起こされたローカは自らの命を絶つ。



その時その場の感情で発した言葉や思い、少し落ち着いて、少し引いて考えてみれば決してしないような言葉や思い、それは良い物であろうが悪い物であろうが誰にでも日々起こっていること、でも誰もその瞬間にそういうことを思ったことも、その思いを繰り返して固定観念になっていることにも、それが生活の中の行動にも影響していることも大抵気付いてないこと、
この映画を見ているとそういうことに気付かされて、自分の心が裸にされたような気分になる。

登場人物にこういう”素”の感情で行動させているので非常に現実的で、ストーリーの展開もとてもリアリスティックに迫ってくるものがある。
きっちりと規定数ソングも入れて、お決まりの主人公カップルの蜜月ダンスもコメディーも入れて(少し少な目というか弱めにはなってるが)普通の南印娯楽映画のフォーマットながらも、リアリズム主義的芸術映画風味が多分にあり、一風変わった感じに仕上がってる。
この監督、うまい!
ぜひ一度見て欲しいと思う。



監督のDeva Katta
デビューが【Vennela】でこの【Prasthanam】が2作目。
【Vennela】も、娯楽映画でありながら普通の娯楽映画とはちょっと一線を画した面白い作りで、でもまだいろいろと空回りな部分が散見されたけど、2作目でかなり成熟したかな。
次はチャイ太で【Autonagar Surya】という作品を取るらしい。
Wikiに”A Indian-born American-resident filmmaker”ってあるけど、要するにアメリカ生まれのインド人ってこと?
こちら監督のインタビュー。主人公がなんどぅ君(Sharwanand)に決まるまでの経緯とか面白い。
へぇ、最初は違うストーリーでプリンス使いたかったんか。


俳優さんは総じて皆好演。
しいて上げるなら、抑えた演技が渋くて重厚な存在感を出してるサイ・クマールと、珍しくダンスナンバーまでもらっちゃっていつもよりかなり露出の多いシュレーカヴァニさんが見所か。
チンナ役のサンディープ・キシャンも力演。なんかボリ顔だなぁって思ったら、次はボリに出演だわ。タミル人。


音楽はなかなかナイス。ソング、ダンスはストーリーへの挿入の仕方がうまい!



デーヴァ監督作品はこれからちょっと追ってみようかな、と。
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渋いサイ・クマールさんは、あいや〜様にあげよう。
いやぁ、声が良いね、テルグの野沢那智?
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力演新人サンデーシュ・キシャン
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一応ヒーローとヒロインも上げとかなきゃね
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主人公、姉ちゃん一家と楽しいひと時
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かわいいので上げちゃおう、家族でお祝いダンス、踊るスーレカヴァニさん。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
渋いサイクマールさん画像、
ありがとうございます!

非情な政治家の演技と声、
体感してみたいです。

プリンスが出たら、どんなストーリーになったんでしょう。
見てみたい気がします。
あいや〜
2011/04/18 07:58
サイクマールさんて、結構大御所だと思ってたんですけど、WikiやIMDbの情報は充実してないんですよねぇ。プラカーシュのおっさんぐらいの位置じゃないのかなぁ、違うのかなぁ。

サイクマール道、任せましたぜ。
この映画では本当に渋かった。

プリンスが出てたら、もっと勧善懲悪的になってたかなぁ。
Piyo
2011/04/18 15:43

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