ドミドミ日記

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zoom RSS 【Raaj】

<<   作成日時 : 2011/12/15 07:29   >>

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【Raaj】

監督:V.N. Aditya
出演:Sumanth、Priyamani、Vimala Raman、Giribabu、Gundu Hanumantha Rao、Ali、Ajay、Srinivasa Reddy、Satyam Rajesh、Telangana Sakuntala(出てないと思う)、Anitha Chowdary、Saira Bhanu
音楽:Koti
2011年 テルグ語


この映画、このシーンだけでひょえぇ〜で終わらせても良いんだけど。。。。
2ヒロインとマウス・ツー・マウス(インド映画でキスシーンをもろに撮ることはめったに無い)
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で、
えーーーーー!
あ、シッダ君の【Aata】と同じ監督じゃん!


普通のテルグ娯楽映画で1時間50分というとんでもない長さ。(ディスクでは)
通常は2時間半。
そこに生まれる数々の憶測と噂。
(内輪でね。巷では噂になるほど話題にもならず、多分黙殺されたに違いない。)

1. 通常通り2時間半あったという発言。
2. 金が無く監督が二転三転し、公開まで2年かかった情報。
3. 映画中第一ヒロイン級で、ローンチその場にもいるのになぜかプリヤちゃんの名前が無い撮影開始セレモニー記事。(Vimala Ramanは映画中第二ヒロイン級、記事ではフィーチャー。)
http://www.indiaglitz.com/channels/telugu/events/22396.html
4. 同じくスマント主演【Golconda High School】公開よりわずか一ヵ月後の劇場公開という無意味な連打。

2時間半尺説は検証しよう無し。
しかしImdbドイツ語頁では、クウェイト公開版155分とある。
かつてPeriploさんが映倫許可証上のフィルムの長さの総計から時間を逆算する方法を述べていたが、ぼやけててそんな数字読めやしない。

金は確かに無さそうなのは見ても分かる。
(プロデュースのKumar Brothersというのは、いかにも金無さそう。)
しかし、巷に出た撮影開始セレモニー記事が2010年6月付けなので、完成/公開まで2年かかったというのはちょっと”ガセ”と思って良いのではないだろうか。

その撮影開始セレモニー記事でヴィマラがフィーチャーされててプリヤちゃんが無視と言うところから見て(一級女優のプリヤちゃんが無視ということ自体全く理解不能なのだが)、当初は第一ヒロイン=ヴィマラ、第二ヒロイン=プリヤちゃんだったが、何らかの都合/トラブルによりヴィマラ降板、プリヤちゃん泣き落としてがんばってもらって台本変更、何とか形になる分ぐらいは撮影したなんてことも考えたが、そもそもの格からしてプリヤちゃんがヴィマラの下というのも考えにくいが、第一ヒロインと言ってもちょいとヴァンプだからなぁ。う〜ん。

わずか一ヶ月差の連打と言うのは、とにかくこれ以上はどうにもならなくてとにかく公開しちゃったってところか。


あらすじは、
プリヤちゃんと結婚したスマント君、実はヴィマラという忘れられない恋人がいて、プリヤちゃんとの結婚はしたくなかったのだが、親が決めたことで結納も終わっていて後には引けなかった。そしてその恋人は突然消えてしまっていて行方が分からん。
やっとプリヤちゃんと良い夫婦生活が出来るようになった時、思いがけずヴィマラを見かけることになる。
後を追うスマント君。
監禁されてるヴィマラを救い出し匿うが、そこっで知った事実とは、すべてプリヤちゃんに復讐するためのヴィマラの策略。でもヴィマラはその間にスマント君に本当に惚れてしまったんだな。
そこで現れる、結婚を約束にヴィマラの復讐に手を貸した悪役アジャイ。
スマント君を襲うが、ヴィマラが身代わりになって死んでしまう。
ま、こんなところ。


映画は一応一貫した筋になるように作られている。この労力は認めよう。
前半スマント/プリヤマニの新婚生活部分は一般的なテンポの運び。
(夫婦のあり方みたいなことの御託がうざいが。)
かといって、スマント/プリヤマニ中心映画とも思えない。
ヴィマラがいなくては困るのだが、ヴィマラの露出はそれにしたらやはり少ない。
コメディー少なし。
回想の長さはまぁいいだろう。
後半よく言えばテンポが良い、悪く言えば端折り過ぎで唐突ブチ切れ。
でもなんとか上手くまとめた監督の力量が褒められていいのではないだろうか。ま、本当に撮影がままならなかったとしたらだけど。

私個人的には映画の作りがどうのよりも、内容がどうも好きになれないので、評価低し。
(内容と言うより主人公の軟弱なキャラ設定か)
ヴィマラのミステリアス度とヴァンプさがもっと高ければもっとどきどきした展開になるかなぁと思うと、やっぱりヴィマラ途中降板だったのか?

ヴィマラとスマントの場面ではスマンとに眼が行くが、スマントとプリヤちゃんの場面ではプリヤちゃんに眼が行く。
二人の女優の力量の差だな。
そしてプリヤちゃん、全く手を抜いてません。
さすがだな。
でも一番気に入ったのは、私立探偵アリの助手の眼鏡っ娘だったりして。(笑)

はい、眼鏡っ娘 (っつうか、こんなシーンなかったぜ。カットされた幻のコメディーシーンか、、、、、これが45分ぶん、、、、なわけないな。)
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ちなみにここではこぉ〜んなキャストが上がっている。(赤字は私が出演確認できる俳優)
Sumanth, Vimala Raman, Priyamani, Brahmanandam, Ali, Gundu Sudarshan, M S Narayana, Srinivasa Reddy, Satyam Rajesh, Jai Venu, Sayaji Shinde, Benarjee, Vizag Prasad, Venu Madhav, Telangana Sakuntala, Kalpana, Giri Babu, Gundu Hanumantha Rao

これがただの”出演見込み”と言うのは分かるが、サヤージ・シンデさんはギャラが高いのでアジャイに差し替えたとか、コメディアンも必要なだけ雇えなかったので思う分量のコメディーが撮れなくて尺が短くなったとか、色々考えてしまう。


撮影は基本夏場だったに違いないと思うが、唯一雪景色のソングが一本ある。
これがこの映画の中で一番気に入ったソングだが、最後の最後にどうにもならなくて追加で撮った物ではないだろうかと思うのだが、こんなロケする金あったらその分でもっとちゃんとしたシーンが撮れたのではないだろうか?とも思う。(あ、これでもインド国内のロケだ。参照)


全体的にソングはすべてきちんと作られている。お金のある早いうちに撮り終えていたのかな。(雪景色以外は)


ヴィマラ(向かって左、右はプリヤちゃん)、きれいだと思うが婆顔だとも思う。
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プリヤちゃん少女時代をやった子役
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ヴィマラ少女時代をやった子役。この子は強烈だった。
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追補 (2011/12/18)
尺の長さの秘密に関して引き続き調査。上に書いたことと少々重なるかもしれないが。

ここのレビューなんかに”当初の監督が自殺で完成までに2年費やす”とある。
本作の公開は2011年3月。撮影開始記事はあちこちで2010年6月の日付で出ている。
ネット上探してみたけど、2011年公開の2年前に同じプロデューサーやスマントで撮影開始とか相当しそうな記事は見つからなかった。
2009年春に映画【Malli Malli】のRaj Aditya Thampi監督が自殺したというこういう記事が見つかった。
上のレビューの”当初の監督の自殺により、、、”というのは、【Raaj】の監督としてクレジットされているV.N.Aditya監督とこのRaj Aditya監督の名前が混同されたガセではないだろうか。

メタ坊さんのこちらの記事により、当初の監督がVizi Shipivistaという名前なのが判明。こちらから探ってみる。
主人公スマントとプロデューサーの監督との不和による監督交代劇というこういう記事発見。同様の記事は他にも有り。
スマントは監督のスローペースに業を煮やし、プロデューサーはそのペースの遅さによる予算オーバーに怒り、監督はこの両者が撮影に口出し過ぎて思うように撮れないせいだとぶち切れた結果という。
これはかなり信憑性があるように思える。
新人監督が椅子を蹴ったと言うのは無さそうな感じだが、実はプロデューサーに切られたということも考えられるし、
事実関係がどうであれ、いずれにせよ内部不和による監督交代劇が起きたと言うのは十分考えられることであろう。
また、この記事の日付が10月末というところから逆算して、6月始めに始まった撮影が10月になっても終わらないと言うのは、(南)インド映画にしては確かにスローペースである。

ここでは、この監督交代の時点ですでにほとんどの撮影は終わっているとある。
この2011年2月付の記事では、プリヤちゃんとスマントがV.N.Aditya監督の下でKullu Manaliにてソングシーンの撮影中とある。(プリヤちゃんとスマントのロマンスゴシップは、まぁおまけのガセだね。)
出来た映画の尺は1時間50分。

監督交代の時点ですでに予算オーバーなら、すでに名前が売れていて新人などよりうんと高いV.N.Aditya監督にまともに払う金など全くなかったに違いない。
結局は上でも述べたように、何らかの内部不和により当初の監督降板、引き継いだV.N.Aditya監督にまともに撮影してもらう金などもうないから名前料だけ払ってこの映画の監督ということになってもらい、全く何も撮ってないのはまずいので1曲ソングシーンだけはやってもらった(+最低必要な数シーンもあったかもしれない)。
V.N.Aditya監督は、多分Vizi Shipivistaが撮影済みのフィルムは一切見てないかもしれないし、繋げて作品にしたのもアディティヤ監督ではなく誰か別のスタッフかもしれない。
手持ちに有る分だけでそれなりに1作になるように繋げただけなので、通常尺の2時間半には満たなかった。
製作側としては、これで何とか劇場公開に漕ぎ着け、既知の監督の名前によりいくらかでも多い観客動員数を期待し、とっととディスク化権も売って一日でも早く少しでも資金回収がしたかった。
こんなところではないかと想像する。

依然、どこかに通常2時間半尺版が存在する、劇場公開でも短尺版だったかとかの検証にはならないんだけど。

一件
【Boni】と【Raaj】ではプロデューサーと監督間で問題があったとスマントが発言したという記事
あぁ道理で。【Boni】は2009年作だけど今だディスク化になってないんだよねぇ。

で、
これがVizi Shipivista監督じゃないかな。
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V.N.Aditya監督はこの帽子の方。
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