ドミドミ日記

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<<   作成日時 : 2012/03/18 19:00   >>

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【Sevenes】

監督:Joshiy
出演:Asif Ali、Kalasala Babu、Bhama、Kunchako Boban、Joseph E.A.、Shivaji Guruvayoor、Rajesh Hebbar、Rima Kallingal、Vineeth Kumar、Cherthala Lalitha、Mammukoya、Ranjith Menon、Ambika Mohan、Nadia Moidu、Ameer Niyas、Omana Ouseph、Dinesh Panicker、Bindu Panikkar、Nivin Pauly、Manian Pillai Raju、Ramaraj、Mithun Ramesh、Baiju V.K.、Aju Varghese、Vijeesh、Zeenath
音楽:
2011年 マラヤラム語


サッカーワールドカップインド代表を目指す七人組のスポ根ドラマを作ろうとしたけど、途中で出演者が年齢的/能力的にそこまでハードな運動は無理だと分かってしまったので、彼らが殺人事件に巻き込まれてしまうサスペンスに急遽変更された映画。(想像)


カリカットで、インドサッカーナショナルチームに入ってワールドカップ出場を目指すサッカー野郎七人組、今日も地元チーム入団テストにがんばるが(この辺の映し方はナイス。出演者が本当にサッカー達者に見える)、選ばれたのは仲間のうち3人だけだったので自ら断る。(どうしても七人一組でないといけないというのがミソ)

リーダー格のおぼっちゃま君はデパートの靴売り場の娘にフォーリン・ラブ。
自分の腕時計を売ったお金で新靴ゲットで娘に近付き相ラブになるが、暴力団員の娘の兄に見つかってフルボッコ。

ある日地元サッカーチームから助っ人要請を受ける。
対戦相手のチームリーダーが反則技で相手選手をプレー不能にするならず者なので(どう見てもレッドカードどころか選手として永久追放されそうな反則なのだが)、プレー中の事故に見せかけてボッコする指令を受ける。
それを察知した対戦相手チームリーダー(相手チームの選手入れ替わりを見ただけで自分がボッコされるって何で分かるんだろ)、自分よりプレーが上手くて腹が立つのでメンバーからはずしていたヴィニート・クマールを急遽自分の代役としてプレーさせることに。
活躍のヴィニート・クマールだがならず者リーダーと間違われアシーフ君に蹴り入れられて負傷退場。
勝利に沸く七人組&カリカットチーム。

腎臓の悪い母ちゃんを透析に連れて行った先の病院で、蹴り入れた選手が昏睡に陥り一刻も早く手術しなければ命が危ない事を知るアシーフ君。
責任を感じて仲間の七人組にヴィニート・クマールの手術費の算段を相談するが、皆貧乏。
そこへブローカー親父がやってきて、「あいつらをボッコしてくれたらお金上げるよ。」、と。
躊躇する七人組だが、ボッコ相手の顔を見てボッコ承諾。相手はおぼっちゃま君をボッコして恋路に蹴り入れたデパートの靴売り場(元)店員の娘の兄だったのだ。(サッカー選手なのでサッカー技を取り入れようとした、なかなかがんばったアクションシーン)

ボッコで稼いだお金をヴィニート・クマール一家に渡す七人組。
でも実はそれだけでは手術費に足りなかったことが分かり第二ボッコを決定。
無事手術は行われ、ヴィニート・クマールの命は助かる。

母ちゃんの透析代にもう低所得者割引が適応されなくて困っているアシーフ君が三度目のブローカー親父依頼を受ける提案をするが(今度は借金の取立て)、こういう暴力団稼業はやはり人の生き方として外れているのでもうやらないことを決めていた七人組、ひそかに進行して結婚話にまで行っていたおぼっちゃま君の挙式費用捻出が絡んできたのでまた引き受けることに。
有力政治家&大金持ち&影の地域暴力団長の息子を拉致してあるところに連れて行くだけのはずが、この金持ち息子が目の前で殺されてしまう。

狼狽して善後策など浮かぶはずもなくその場から逃げてきた七人組だが、この日から付けねらわれることになる。
便りのブローカー親父は行方不明で連絡が付かない。
身の危険を感じた七人組は、殺人現場い合わせて一部始終を見ていたヴィニート・クマールに七人組が殺したわけではない証言を頼んで一緒に警察に行って貰おうとするが、サッカー試合での意図的ボッコの真相を知ってしまっている彼はこの頼みを拒否する。
そして七人組の仲間の一人が殺される。

これを知ったヴィニート・クマールは警察での証言を承諾(For The People/By The Peopleのように七人組ニューカマーとなる。それも無意味に劇的に)。
そして警察で証言した”ニュー”七人組だが逆に犯人として拘束されてしまう。
裁判では保釈金を持って釈放されることになる。

この間、七人組の証言と独自の調査から、殺人事件の黒幕がカリカットを牛耳る暴力団長である事を探り出した女署長はそのアジとを襲撃するが、まんまと逃げられてしまう。
部下の、おぼっちゃま君彼女の兄は楯にされて銃撃を受け両腕不能の重傷を負う。そしてそれでも親分を信じて警察には一切口を割らない。

釈放後、今だ殺人容疑から外されてない事を女署長に訴える七人組だが、拘留中に無実を主張しながらも初回証言時ではいろいろと隠していたので信用してもらえない。
信用挽回のチャンスとしてある”悪者”の素行調査を女署長から命じられる七人組。
しかしどんなに調査してもこの人物からは悪いことなど出てこなかった旨を告げる七人組。
実はこの調査は、身障者で超貧乏だが”まっとう”な稼ぎをして一生懸命毎日生活している人間を見せて、金が無いからと安易で反社会的な稼ぎに手を出した七人組を戒めるための女署長の策略だったのだ。

寝たきりのおぼっちゃま君彼女の兄をまめに見舞う七人組。
そして、人の心の暖かさに心を開き警察で証言する兄。
引き続き命を狙われ女署長に保護を願い出る七人組。
証拠も証言も有るが、現在の状況ではこの暴力団達を町から一掃することまでは出来ない事を嘆き(他州に比べてケララでは人権法の尊重が高いため、逆にこういう場合にも被告擁護に有効に使われるためらしい。)、思わず「両暴力団が抗争してお互いに自滅してくれれば良いのに。」ともらす女署長。(このシーンが若干わざとらしかったのはちょい残念。)
それを聞いて、自分たちが生き延びるために最後の戦いを決意した七人組であった。


なかなか面白い映画だった。
単なるお気楽なスポ根ラブコメと思わせるような冒頭から、気が付けば殺人事件に巻き込まれるサスペンスに。
その間にも、ケララの就職難、貧富格差(主人公達の家庭が下のクラスだが中流家庭とカテゴライズされるところなど興味深い)、暴力団問題、果ては人権意識の高さから来る逆の弊害など、盛り沢山に社会問題を取り入れ、かつすっきりとまとめてある。
監督は【Twenty 20】 にジョシ監督。
ベテランが手際よく上手くまとめたと言う所だろうか。


もう何が嬉しいって、舞台がカリカットってとこね。
ゴマちゃんの出身地ってことだけじゃなく、実際に訪ねて行ってなんか凄く気に入ったし、この町。
作中でのおぼっちゃま君の家はWest Hillにあるって、きゃぁーーーー!ここはゴマちゃんがもしかしたらひょっとして住んでるかもしてないようななことがあるかも知れない地域で、前回のほ訪問時はおとずれることが出来なくて、今度行ったら絶対に行ってみよう!(ただの住宅地だと思うんだけど、、、、汗)
でも、見覚えのあるようなところは一つも確認できなかった。(あ、バスターミナルとかその前の通りとかマーケットの所とかは、なんとなくそうかなぁと思った。)


で、メインはサッカー野郎7人組。
なので、ここでのサッカーは7人制。
で、タイトルも”セブンス”
素晴らしい。非常に素晴らしい。
映画の都合に合わせてサッカーをしゃらっと7人制にしてしまった。
これでワールドカップに出るんだと。
恐るべきインド。愛すべきインド。

で、Sevenesって、、、、、、、造語だよね。
こんな英単語無いよね。
オープニングを見れば分かるけど、どうしても7文字欲しかったらしい。
サッカーのルールも変えてしまえば、言葉も勝手に作ってしまう。
素晴らしい、なんて素晴らしいんだ。


7人組がメインとは言え後は若手ばかりなので、その中でもネームバリューからも役者としての格からもやっぱり主役はおぼっちゃま君だと思っていたんだけど、まぁたしかにそうではあるんだけど結構”グループ”として扱っていておぼっちゃま君はまぁグループのリーダー格という位置。
びっくりしたのは、二番手格のアーシフ・アリ君が結構フィーチャーされてたこと。
途中、こ、これっておぼっちゃま君やばいんじゃない?なんかアシーフ君の方が主役みたいよ、とどっきり。
なんて言えば良いのかなぁ、はっきりと説明出来る物じゃないけど、アシーフ君の勢いのいい演技につられて調子に乗って撮っていたらありゃりゃ、おぼっちゃま君ないがしろになっちゃいました、途中でハッと気が付いてこりゃまずいっ、おぼっちゃま君メインに置いておかなければ、と監督やカメラマンがわれに帰った感じ。

とにかくアシーフ君は今業界から非常に期待されて後押しされている印象。
なんとなく、最近こういう若手がなんか出てきたみたい〜、ぐらいにしか認知してなかったのだけれど、ぬかってたなぁ私。
今回初めて見たけど、気に入った!これはかなり有望と見る。業界からの後押しもさもありなんて感じ。
これは近々若手トップの座をぴぃ君から奪い取る力を持っているのではないか!と期待するのだが。(でもおぼっちゃま君とは仲良くしてね。)


あと、女警察署長役のナディヤさん、どっかで見たことあるなぁと思っていたら、ヴィシャール君の【Thaamirabharani】に出てたんだ。
この【Thaamirabharani】、地味で大してヒットしなかったみたいだけど、なかなかの佳作で私は結構好きなんだけどな。
この女署長がまたなかなか良いんだ。これだ男だったら面白さ半減、”女”ってところが効くんだよなぁ。
ナディヤさんの演技もばっちし。


新しい”7人目”になるヴィニート・クマールさん、良いなぁと思って見ていたら、【The Tiger】ですでにチェック済みだった。笑


ラストの真相のどんでん返しは予想済みだけどナイス!
ちょっとずっこけなエピローグも、これが無いとやはり映画がしまらないのでナイス!
監督の職人技がきらりと光る良質な娯楽作品かな。



七人組旧メンバー
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七人組新メンバー
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ニューアイドルとベテランアイドル。
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ナイスな女署長
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清潔で知的で好感大なヒロイン、バーマさん
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お気に入りリスト完全追加かな、ヴィニート・クマールさん
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カリカット舞台でカリカット出身のマムコーヤさん、ありがたい!
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
7人制サッカーというのはケララ北部でのみ行われている奇習みたいですよ(笑)。
http://www.thehindu.com/arts/cinema/article2034746.ece
Periplo
2012/03/18 21:19
ホントだ。
ほとんど地元の人しかわかんないよねぇ、これ
Piyo
2012/03/19 15:26

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